始める前に必読
ゼロから自動化を構築 で機能を作り終えたあと、本番に渡す前に済ませておくと遠回りが減ります。このページでは、そうしたよくある質問をまとめます。
多言語への合わせ方
自動化は、たいてい一つの画面言語で開発し、試し実行まで通します。ボタン、メニュー、案内文は言語とともに変わります。あとから別の言語の端末で動かすと、本番タスクで元の操作対象が見つからないことがあります。
多言語対応には、よくあるやり方が二つあります。状況に合わせて選んでください。
方法一:事前に合わせる
引き渡す前にカバーする言語が少なく、本番前に一度安定させたいときに向きます。先に自分で画面言語を切り替え、今の言語に合わせて直すようエージェントへはっきり伝えるやり方です。
「設定から言語を探して切り替えて」とエージェントに任せないでください。言語設定の入口はたいてい奥にあり、サイトやアプリごとに場所も違います。エージェントは言語の変更場所を知らないことが多く、自分で探すと当てずっぽうになり、時間も計算資源も無駄になります。
手順
- まず一つの言語で機能を完成させ、動くことを確認します。
- この会話に紐づいている端末(ブラウザ、Android、iPhone)を開き、対応したい別の言語へ自分で表示言語を変えます。
- 会話に戻り、次のように伝えます。
画面の言語を変えました。今の画面言語に合わせて、この機能を直してください。
- エージェントは、すでに言語が変わった画面を見て、今の文言に合わせます。言語設定を先に探し回る必要はありません。さらに言語を足すときは、手順 2 と 3 を言語ごとに繰り返します。
言語の入口は自分で開き、エージェントは今の画面を見て機能だけ直す。これが時間も計算資源も節約できます。
方法二:タスク失敗後の訂正で合わせる
言語の種類が多い、または本番の端末言語が読めないときに向きます。開発では一つの言語だけ合わせれば十分です。事前に言語を一つずつ手動で切り替える必要はありません。
本番タスクで別言語の端末に当たり、画面文言が合わず操作対象が見つからず失敗したら、訂正モードに入り、失敗時点の画面をもとにその言語を追加で合わせます。同じ言語で再度走らせれば、多くの場合そのまま通ります。
手順
- 一つの言語で機能を完成させ、動くことを確認したうえで、通常どおり引き渡し、本番タスクを走らせます。
- 画面言語の違いでタスクが失敗したら、訂正(または該当の会話)に入り、今の端末で既に開いている画面に合わせて直すようエージェントに伝えます。例:
画面言語が違うせいでタスクが失敗しました。今の画面言語に合わせて機能を直してください。
- エージェントは失敗現場の実画面を見て、今の文言に合わせます。言語設定を探しに行く必要もなく、事前に言語を切り替える必要もありません。
- まだ合わせていない新しい言語に当たったときも、同じように失敗後に一度訂正すれば足ります。
要点は、開発は一言語で通すこと。新しい言語は「タスク失敗 → 訂正で合わせる」で必要なときだけ足し、事前の切り替えを繰り返さないことです。